歩き飲みの記録 - エッセイ風仕立て
仕事終わりに皆さんは飲んでいますか?私は毎日飲んでいます。
休肝日?無いです。
先日読んだ本にも、酒呑みは無理に休肝日を作るより『1週間の摂取量』で管理した方が良いと書いてありました。
もっと早く教えてほしかった、お酒の飲み方
宵と泡沫
→
この本で知った『アルコール感受性遺伝子検査キット』をやってみたところ、私の遺伝子はアルコールからアセトアルデヒド、アセトアルデヒドから酢酸への分解がどちらも速い【W3型(つい飲み過ぎてしまう大酒飲みタイプ)】でした。
だから酒好きになるんですね。しょうがないです。
アルコール感受性遺伝子検査キット | イービーエス株式会社
www.e-b-s.co.jp
↗
もくじ
序章
普段、通勤には自転車を使っているのですが、先日2週間ほど自転車が使えなくて、電車と歩き通勤をしていました。最初は、平日は乗らない電車にワクワクし、非日常感を楽しみながら、大人しく居酒屋に寄ってから家に帰っていました。
しかし、流石に1週間も歩き通勤をしていると非日常感も薄れ、歩くのも電車も面倒になってきます。
ある平日。
仕事で疲れ、会社を出た開放感に酔いしれている時、最寄駅の横のコンビニが目に入りました。
「缶ビールを買って飲みながら帰るか」と思い立ち、ふらふらとコンビニに入ってお酒を物色していると、ストゼロを見つけます。そう、あの合法麻薬と名高いストゼロです。
その日はまんまとストゼロロング缶を買い、電車を待っている時にプシュッ。
一緒に買った柿の種をつまみに一口二口飲み、電車に乗って更に三口四口。
電車を降りて、歩きながら飲んでいるとなんとも言えない酔い方をして気持ちいいんです。
これはかなり主観的感想ですが、ストゼロは二日酔いがひどい。
ストゼロロング缶を飲んだ翌日は罪悪感が半端ではなく、その後はストゼロの小さい方しか飲まなかったんです。
そしてやっとマイチャリが戻ってきて、いつもの自転車通勤に戻ったある梅雨の合間に晴れた金曜日。
仕事帰りの開放感を感じつつ、「居酒屋で散財するのは勿体無いなぁ」と考えている時、「運動を兼ねて満足するまで歩き飲みをしよう!」と思い立ったのです。
1缶目 - 氷結 無糖レモン 9% ロング缶
自転車で家に帰ってきた時は21:00頃。自転車を家に置いて、いざ出発です。
今回の歩き飲みルートは、家の最寄り駅の二駅先の駅を最終目的地に設定して、以前歩いた時に見つけた見晴らしの良い丘を中間目的地にしました。
まずは飲み物とおつまみの調達です。家の近くのセブンイレブンで『氷結 無糖レモン 9% ロング缶』と『ちくわ 5本入』を買います。
私は右利きのため、右手に氷結、左手にちくわの袋を持ちます。
路地に猫がいないか目を光らせながら、氷結とちくわを交互に口に運びます。
楽しい!このちくわ、意外にうまい。酒のつまみにちょうど良い。
居酒屋では味わえない快感。
住宅地と緑が多い道を選びながら歩くと、季節の花々、見たことない形状の門扉やフェンス、人の手が加えられた植木鉢にエモさを感じます。
シラフで歩くのとは違って、自分の存在が希薄になり、自分が世界と一体となって「その空間の今のみ」を詳細に感じているようでした。
梅雨の時期は各地で紫陽花が咲き、用土のphによって変わる色味を楽しめます。
初夏の陽気を感じる夜に、氷結の清涼感が心地よく、一人楽しく散策します。
2缶目 - 菊正宗 キクマサギン生酒缶 180ml
最寄り駅から一駅目周辺まで来ました。
時刻は22:40頃。ゆっくり歩いていたせいか、そこまで時間が経った感覚はありません。
さて、またセブンイレブンに入り、空になったロング缶を捨てて次のお酒とおつまみを物色します。
お酒コーナーで目についたのが『菊正宗 キクマサギン生酒缶』。
日本酒でアルミ缶って珍しい〜!と思って手に取ります。缶のデザインもおしゃれで可愛いです。
つまみは肉っぽいものが良かったので、カルパスの中から片手で食べやすそうな60gの『カルパス 1本入』に決めます。
コンビニから出て、さっきと同じフォーメーション(右手でお酒、左手にカルパス)で飲もうとすると・・・生酒缶は生ジョッキ缶のように口をパックリ開けるタイプであることに気付きます。
はて、その開けた蓋をどうするのかと若干考え、人差し指に引っ掛けることに。
生酒缶の歩き飲みスタイル
カルパスも開けて左手に持ち、颯爽と歩き出すと、次は日本酒が手にはねることに気付きます。うむ、缶の口パックリ系は歩き飲みには合わないかも。
でも日本酒が美味しく気分は上々です。
1缶目のちくわとは違い、しょっぱさと噛みごたえのあるカルパスもやっぱり美味しくてお酒に合います。
ここらへんまで来ると、若干足元がおぼつかなくなってきます。
歩き飲みは自分の酔っぱらい具合を把握できて面白いです。ウォーキング=運動しながらだからか、酔いが早く回るように思いました。
少ないお酒ですぐ酔えるのはこの時代コスパが良い!
おつまみ代も居酒屋じゃないので安上がりです。
さて、そんなこんなで中間目的地の「見晴らしの良い丘」にやってきました。
ここまでは知っている道のため、スマホは見ずに足が向かうまま歩いてきました。
歩き飲みをするときのルート選択は「一度歩いたことのある道」とすると、多少酔っ払っていても迷子にならず、ルートの不安を感じずにお酒を楽しむことに集中できて良いかなと思います。
生憎の曇り空で星は見えませんが、眼下に広がる夜景が綺麗です。
景色を堪能し、最終目的地の「二駅先の駅」に向かいます。
この時にはかなり酔っており、判断力もちょっと鈍くなっています。
丘までのルートは覚えていましたが、丘から駅へのルートは最短で帰ることにし、Google先生に道案内を頼みます。
Google先生を信じて、案内されるルート通りに進みます。
自分が歩いたことのない道なので新しい発見もしつつ、変にルートを間違えて引き返したり遠回りしたりすることに体力を使うこともなく、ふらふらと最終目的地の駅まで辿り着けました。
Google先生にルートを聞いた後、このエッセイを書こうと思い立ちスマホにメモを取ったんですが、今読むと内容がわかるようでわからない。
ちょっと面白いので原文のまま載せます。
23:12
ヘンタ自販機とここちよいは%(0
解説:
街歩きしている時には『自動販売機』を観察すると、謎の飲み物を売っていたりして楽しい。
その後は何が言いたいのかさっぱり覚えていません。
23:18
先生をしんしる
スマホの画面をまない挑戦
解説:
Google先生のルートを信じることでスマホの画面は基本消す。
スマホの画面を見ないことで得られる情緒がある。
23:21
巨大
暗闇
解説:
一寸先が闇で怖かったんだと思う。
23:22
はりがち
解説:
何を言いたかったのかさっぱりわからないし覚えていない。
23:24
いわかんを注意深くくみん
解説:
歩き飲みをしている時には、
ちょっとした違和感で立ち止まって観察すると、
日頃気づいてなかった世界の美しさや
面白さに出会ったりするので
オススメであることを書きたかったことを覚えている。
旅の終わり
23:29、最終目的地の「二駅先の駅」に到着しました。
終電はギリギリあったようです。
駅沿いに歩くメリットは、疲れたらそのまま乗って最寄り駅まで帰れば良く、歩き足りない時は更に歩いて、引き返せばいいところです。
普段ならワイン2杯、日本酒1合でほろ酔いになるのですが、歩いて血流が良くなり、少ないお酒で結構酔いが回っていました。
コスパがいいし、おつまみ食べすぎないし、運動してるしで、なんか身体にいいことしている気分です。(ただしお酒は飲んでいる)
気分良く最寄り駅まで帰ってきて、家にたどり着いたのは23:56。
約3時間の散歩でした。翌朝、ちょっとお腹周りがスッキリしているような気がしましたが、まぁ、気のせいでしょう。
深夜の散歩はすぐに非日常を感じられるタイパ・コスパの良い旅だと思います。
それに歩き飲みもプラスするとより楽しい。
酒飲みなら是非挑戦してみてください!
※人様に迷惑かけない範囲で楽しみましょう!